NO POINT LIFE

ダメ男、いやいや人間としてダメな僕をあざけ笑って。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

父ちゃん

「まぁがんばれよ。」
車の中で何気なく言われた言葉。
小さく笑顔の混じった父のこの言葉になんとしても答えたい。


僕は父を恐れていた時期がありました。

小さい頃の事なのですが普通の子なら父が怖いと思うことなんて普通にあると思うんです。

僕もそんな子供の一人でした。

普段は冗談を言ったりくだらない事をしたりバカ丸出しの顔で大声上げて笑っている父ですが、怒ったときは家全体が父の恐怖で包まれてしまうんですよ。

何度となく悪い事をしては頬をひっぱたかれた記憶があります。

もともと短気でちょっと自己中的な部分のある父ですから些細な事でも大声を上げられてびくびくしながら御飯食べたりもしました。

小さい頃の父の印象は完璧に「怖いお父さん」だったんです。

その印象は中学校くらいまで続いたでしょうか。

少し僕が父に持つ印象が変わったのが中学の3年のときだったように思います。

僕が中学生でありながら喫煙なんぞをして学校で怒られているときだったでしょうか。

両親を学校に呼ばれてしまったんですよ。

学校側としては当然の処置だったと思いますが「怖いお父さん」が来るんですよ。

もう何発も殴られる覚悟を決めなきゃと思いました。

両親が到着して、先生を交えて話し合いをしている時、親が来るまでの時間で書かされた反省文、両親に対しての反省文を読むことになりました。

僕としては当時はちゃんと申し訳ないという気持ちで書きましたよ。

それを親の目の前で声を出して読み上げたんです。

母号泣。

さほど母が泣いている姿には来るものはありませんでした。

小さいときから母の涙は何度か見ているので。

多分泣いてしまうだろうという予想も出来ていたので。

意外でした。

父が涙を拭っていたんです。

当時までの15年間僕や兄を散々しかったりひっぱたいていた父が僕なんかが書いた反省文で涙をいっぱい目にためていたんです。

父の初めて見る涙に何故か僕自身も涙を流してしまいました。

それからでしょうか、僕が父の印象が変わったのは。

当然それ以降も相変わらず怒鳴り散らしますし急に声を荒げる事もしばしばありました。

でも怖いというだけの印象ではなくなったのは事実です。



専門に入ってからも相変わらず怒られたりしている僕。

一人暮らししているのにですよ?

電話で何度か怒鳴られました。

サボったのがばれたりとか何とか・・・。

そりゃ怒りますよね・・・。


サボったりなんだして僕が専門を卒業するとき、僕の中でさらに父に対する印象が変わりました。

それは卒業するときから今現在にいたるまで変わっていません。

「尊敬できるお父さん」

僕が専門を卒業するとき、ふと父の凄さに気付いてしまったんです。

当たり前のことなのだと思うのですが、自分の子供を責任を持って希望の学校を卒業させる、成人させる。

しかも僕には兄も居るので2人も。

今までの僕はそれが親なのだから当たり前だと思っていました。

親の義務だと。

でもよくよく考えてみるとすごい事だなって。

お金の面でもすごい事だなって。

そのほかにも最近気付いた事なんですが食事の時のマナーなども僕の中には一応しっかり染み付いていたんですよ。

知らないうちに。

よく父に怒鳴られた事が大人になった今如実に出てるんです。

友人と比べても「あっ、違うな」って思ってしまうくらいに。

しつけがしっかりされていたんですよ。
(こんなんでも一応・・・)

なによりも僕と兄を見事に育て上げてくれたわけなんですよ。

もう尊敬としか言いようがないんです。

尊敬できると同時に良い見本でもありますし。

僕が父親になったときの良い見本です。

身近に最高の教材があるんです。

僕は何て羨ましい子供なんでしょう。

それとは別にプレッシャーにも感じてしまいますが。

立派過ぎた父だから、最高の見本の父だから、僕は果たしてそんな父を超えられるのかとか。

超えられないにしても父のような父親になれるのかとか、自分の子供に僕が今父に思っているようなことを思ってもらえるかとか。

とてもプレッシャーです。

そんな「尊敬できるお父さん」。

先月見事に60歳になりました。

それでもなお働き続ける僕の父ちゃん。



父ちゃん、頑張るぜ!父ちゃんみたいに頑張るぜ!
スポンサーサイト
  1. 2005/12/23(金) 23:27:27|
  2. 家族
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。