NO POINT LIFE

ダメ男、いやいや人間としてダメな僕をあざけ笑って。

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手に触れて

意外に花粉症の症状があまり出なくてとってもうれしいです僕です。
いつもだったら今頃顔面ボロボロのはずなんですけどねぇ。
こんなこともあるもんなんですね。


そんなわけで今日もおいしくない冷えたお茶を飲みながら書いているんですけども、もちろん書くことなんて当然決めていないわけです。

何を書いたらいいものかとしかめっ面しているわけなんですけども、なんなら今日は下ネタだけにしてやろうかとか思ってみましたが、今日に限らず僕のブログは下ネタが多いのでやめておきます。

そうすると書くことないかなとか思いましたがそこは気合と根性と根暗な性格の僕の流し目で乗り切ろうかとか思います。


で、書き出しが長くなってしまったので今日はもういいかなとか思わないでしっかり書きますけども、今率直に僕がしたいこと。

異性としたいこと。

このブログを読んでくれている数少ない皆様なら一瞬でこの後に僕がどんなことを書くのか想像できるんじゃないでしょうか。

「やぁだぁ~、タケチさんやっぱりまた下ネタじゃない。」なんて思われてもしょうがないです過去を見れば。


ブッブーーーーーーーーー!!(ほっぺたをいっぱいに膨らませながら)


下ネタ的なことではないんです。

女の子とちちくり合いたいんじゃないんです今。

今僕がしたいのはですね、女の子と手を繋ぐことです。

なんで急にこんなことを言い出したかといいますと、さっき手を繋いでいる中学生くらいの男女を見ました。

いつもの僕なら彼らに向かってつばのひとつや2リットルは吐き出していたんじゃないかと思います。

でもですね、その2人はなんとなく照れくさそうにしながら手を繋いでいたんです。

しっかりと堅く手と手が絡まるといった感じではなく、今にも離れてしまいそうなほどゆるい感じで手を繋いでいました。

指先と指先が絡まる程度。

非常に脆く見え、脆弱で、でもしっかりと繋がっていて照れた表情を浮かべる2人。

不覚にもその2人を見たら昔を思い出したというか、懐かしくなったというか。

自分が大人になったという事を思い知ったというか、純粋な気持ちなんて忘れてしまっていたことを悟ったというか。


中学生の頃、いくら僕の住んでいるところが田舎だからといっても誰々が好きだとか、付き合っただとか、チューしたHしたなんて事くらいは周りでありました。

そんな情報に僕も敏感でしたし、あいつとあいつが付き合ったなんて情報を聞こうものなら冷やかしたりとかどんな感じなのか聞いたりとか。

僕自身も例外ではなく誰かと付き合ったりとかしたときには周りにいろんなことを聞かれたり軽い冷やかしにあったりするわけです。

今となっては別に何を聞かれようが平気ですし、自分からああしたこうしたなんてしゃべることもあると思います。

でも当時は照れがあったのか、そういうことを聞かれるのは恥ずかしかったですし、付き合っている子と廊下で話をしているのを目撃されるだけで逃げ出したい衝動に駆られたりしたわけですよ。

田舎だったので付き合ったから何をするという事もなく、学校の帰りを一緒に帰ったりとか、たまに友人カップルとダブルデートとかって言う聞こえの悪いこともしたりするわけなんです。

でも、やっぱり中学生はお金がないですし、頻繁に街に繰り出したりするのもお金の面や交通の面でも大変だったのでメインは学校の帰りに一緒に帰ること。

その時に手を繋いだり物陰に隠れてチューなんかしちゃったりするわけなんですけども、当時は手を繋ぐのも大変な勇気が必要でした。

「手繋いでいい?」なんて聞くのも恥ずかしいですし、黙って手を繋ぐのは聞く以上に大変な作業でした。

なので手を繋げたときはそれだけでその日の夜は舞い上がっていましたし、翌日もデレデレしながら部活に勉強にと取り組むんですよ。

そんな中学時代、僕はある女性と付き合いました。

運動部に所属していた彼女は元気で活発でとても明るい子でした。

小学校から一緒でしたし同じクラスになったこともあります。

でもあまり話をした記憶はありません。

仲が良かったわけでもありません。

僕の友人がその子の仲良しの子と付き合って、それからちょくちょく話すようになり、それが目で彼女を追うようになり、気づいたら僕は彼女の事が好きになっていました。

勉強してても彼女の事で頭がいっぱいで、部活をしてても家に帰っても彼女の顔が頭に浮かびます。

僕は告白することに決めました。

僕の友人の彼女がその子と仲が良かったので呼び出してもらいました。

告白。

緊張しまくりで思いの丈をすべてぶつけることはできませんでしたし、告白の言葉もうまく言えず、たどたどしく伝えたように記憶しています。

それが当時の僕の精一杯でした。

そんな告白だったのですが、彼女は僕の告白に「はい。」と答えてくれました。

うれしかった。

単純にうれしかった。

今で言うと猪木にビンタされるよりうれしかった。

もちろんその日は僕は上機嫌ですし、家族に悟られないようにしようとしてもついついにやけてしまいます。

それほど僕はうれしくてたまりませんでした。

翌日、僕が学校に行くと僕の友人たちはみんな知っていました。

にやけながら近づいてくる友人たち、遠くでにやけながら僕を見て内緒話に励む仲良くない女子。

一人ずつ並ばせて往復ビンタでもしてやりたいほど恥ずかしかったのですが、ばれてしまったものはしょうがない、みんなうらやむがいい!美男と美女が付き合うのだから!称えよ、愚民ども!とはさすがに思いませんでしたけども。

当時はみんな付き合ってもごく一部の人にしか教えなかったり、仲のいい人にしか打ち明けない感じでした。

ひっそりと付き合いたいわけでもないのですが、先に書いたように冷やかされたりいろいろ聞かれるのがうざかったからだと思います。

僕もできればなるべく周りには気づかれずにひっそりと付き合いたかったですし、彼女もそれを望んでいました。

それなのに、わずか1日でこれほどまでに広がるとは。

僕の友人とその彼女の仕業です。

まぁばれたものは仕方ない、隠しても隠してないのと等しい、僕たちは隠すことをあきらめました。

だからといって熱が冷めるわけでもないですし、そんな周りで冷やかされて嫌な思いをするのより、僕は付き合えた事の喜びが勝っていました。

まさに幸せの絶頂なわけです。

そんなこんなで付き合いだした僕たちですけども、僕たちも周りのカップルと例外ではなく、一緒に帰るのがメインでした。

ただ、僕たちは家がまったく別の方向でしたし、それに家も学校からだいぶ離れていたので毎日一緒に帰るわけにはいきませんでした。

週に2回くらい。

何曜日とかは決めていなかったので、お互いが帰りたい日の前日にどちらかの自転車のかごの中に「明日一緒に帰ろう」みたいなことを書いた手紙を入れたり、もしくは仲のいい女の友人に伝えてもらったりしていました。

当然お互い部活をしていましたし、終わる時間はバラバラ。

先に終わったほうは待たなくてはなんですけども、僕の所属していた野球部は終わるのが遅くて必ず僕が待たせていました。

それを文句も言わずひたすら待ってくれていた彼女にまた惚れてしまうわけですよ。

そんなわけで一緒に帰るわけなんですけども、僕たちはお互い自転車通学です。

家も離れていますし、何より彼女の帰りがいつもより遅くなってしまっているわけですから親のことも考えて自転車に乗って帰るわけです。

たまに2人とも早く終わったときなんかはゆっくりと自転車を押しながら帰るわけなんですけども、自転車を手で押しているので当然手はふさがっています。

そうなんです。

手を繋げないんです。

でも付き合いだしたときはそれでもいいかと思ったんですけど、しばらく付き合っていくうちにやっぱり繋ぎたくなってしまうわけです。

ですが自転車があります。

無理な格好で手を繋いでも大変さが増えるだけです。

そんなことを考えてしまうとなかなか手を繋ぐという行為に移れないわけなんです。

今にして思えばちっぽけな事ですが、僕には勇気が出てきませんでした。

そんなこんなでしばらく付き合ったんですけども、僕が最高にうれしかった日。

体育祭です。

徒競走とかいろいろあるわけなんですけども、なぜか午後にフォークダンスとかやるんです。

そのフォークダンスの中で僕は初めて彼女と手を繋ぎました。

しっかりと彼女の手を握ることはできなかったけれど、僕が夢にまで見た瞬間。

自分の意思とは無関係に手を繋がなければいけないことは不本意ではありますが、それでもうれしかった。

彼女の手に触れられた事がうれしかった。

今度こそ今度こそと思って結局繋げなかった彼女の手は、冷たくて、でもしっかりと僕にはぬくもりが伝わってきました。

彼女との番までに手に汗かいてるかも、ふかなきゃとかって思いましたけど、彼女の手を握っているときにはそんなこと頭の中にはありませんでした。

うれしさだけが僕の頭の中を支配して、無駄な感情は僕の中には存在しませんでした。

当然僕たちが手を繋いでいるのを周りにさらしているわけですし、周囲は冷やかし半分でにやけながら見ていたと思いますが僕は気になりませんでした。

というか周囲のことなんて僕には見えていませんでした。

それくらい僕の中では彼女と手を繋ぐのが特別なことだったのかもしれません。

当然緊張はしていました。

心臓の鼓動が最高に早くなっているのを自分でも感じます。

それでも僕は顔では冷静を装おうとしていましたが、僕のドクンドクンという胸の鼓動が彼女に伝わるんじゃないかと心配にもなりました。

でもこれはフォークダンスの中の一瞬です。

ずっと手を繋いでいるわけにはいきません。

曲が進めば相手も変わります。

僕は彼女の手を名残惜しそうに離し、次の順番の人と手を繋ぎました。

彼女の感触を手に留めておきたかったし、温もりを守りたいと思ってできるだけ繋がないようにしたかったのですが、次のやつはガツガツきます。

「早くして。まったく。」みたいな超事務的な感じ。

拒否したかったですけど先生の鉄拳制裁を考えると恐ろしくてそんなことできません。

しょうがなくフォークダンスしましたさ。

彼女が他の男とも手を繋ぐとか考えると嫉妬してしまいますが、僕に何ができるわけもなく、嫉妬は嫉妬で終わってしまうわけです。

でも今日手を繋ぐことができた。

自分の意思ではないけど手を繋げた。

そう考えると今度一緒に帰るときには自然と手を繋ぐ事ができるかもしれない。

「手繋ごう。」って言えるかもしれない。

それでだんだん手を繋ぐ事が慣れてきたら、今度はキスとかできるかもしれない。

僕の心は期待に満ち、また楽しみができたと心躍りました。



彼女と手を繋げたことでここまで気持ちが高揚するなんてここ最近ではまったくありません。

彼女じゃなくても女性と手を繋ぐことが勇気の要る行為に感じないわけです、最近は。

手が触れただけで、手が繋げただけで、相手に気持ちを伝えただけで、一緒に歩いているだけで。

ただそれだけで満足して、それだけで僕の心は幸せでいっぱいでした。


結局そのフォークダンスが彼女の手に触れた最後でした。

体育祭の直後に別れたわけではないのですが、その後も僕は彼女の手を握る事はできず、彼女と別れることになってしまいました。

なので彼女とはフォークダンスの一度きり手を繋いだだけです。

でも、それだけでも僕は満足できました。

僕が見た中学生の手の繋ぎ方のように今にも離れてしまいそうなほどやさしく握っただけの彼女の手でしたが、僕はそれでも最高でした。


そんな昔の事を思いながら、僕はドキドキして手を繋ぎたいと率直に思ったわけです。

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  1. 2006/03/28(火) 19:04:49|
  2. 日記
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